わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

バイト その1 亮太とつながり

パチンコ屋のバイトは音がすごくて慣れるのに時間がかかった。
その後そのままダイニングバーに移動してオープニングの支度をした。
そこでは私のセンスなども買われて食器やシルバーやコップの発注なども任された。
とても楽しい仕事だった。


どちらも2週間もしたら慣れたし、みんなと仲良くなれた。


日本での生活に慣れたころ私はネタがほしくなっていた。
類は友を呼ぶとはこのことなのか昼のバイト先の人たちが吸っている人で簡単に手に入った。昼のバイト先の人と夜の仕事が終わった後とかに会って一緒にネタを吸ったりした。
夜のバイト先はいよいよオープンという時に柄の悪いおじさんたちがやってきた。
店で怒鳴り店長を威嚇していた。
その人はキッチンにも来て、「お前ら出ていけ。今すぐだ」と言われた。
皆は顔を合わせて外に出た。彼らはすごみながら後をついてきてビルの外に出るまで一緒に来て「散れ」と言った。
私たちは少し離れた場所で待っていた。
彼らが出ていくのを1時間ほど待って店に戻ると店の中はぐちゃぐちゃで店長は血だらけだった。
すぐに警察がきた。一人ひとり事情を聴かれた。
亮太はその警察官と友達のようにしゃべっていた。


仕事に再開して亮太が他の人としゃべっているところである名前がでてきた。
八神という名前だった。それは昔の彼氏 友介の後輩の名前だった。
私はびっくりした。友介に今見つかりたくなかったのだ。
何をされるのかわからなかった。怖かった。しかも亮太は彼がオープニングの日に来るというだ。
なぜ亮太が彼を知っているのかを聞いた。
だって八神君は私の前の彼氏の後輩で暴走族の頭になった人だったからだ。
並河さんが「あいつは今RRRのメンバーなんだよ」と言った。
それはとても有名なチーマーの名前だった。若者はだいたい知っているチョッとたちの悪い喧嘩ばかりのチームだ。
「え??彼は暴走族の頭でしょ??」
「今はRRRだよ」
「コイツの後輩」と言って亮太をさした。
亮太はRRRの創設メンバーでNO"2だった。


そういわれれば服装も話し方もそんな感じだった。
ただ私たちには礼儀も正しいし、やさしかったのでうわさで聞くチーマーとは結びつかなかったのだ。
私は亮太にお願いした。私の事を言わないでほしいし、キッチンにも呼ばないでほしいと。
亮太は面白がって今呼ぶ!なんて言っていたが、私の本意度合で何があったんだ?と聞いてきた。
私は八神くんが嫌いなんじゃない。ただつながりがイヤなんだ。その時言った。
亮太はなんとなく察して「わかった」とだけ言った。


そしてオープニング当日が来た。

休憩

チョッと仕事が忙しくなってきたのでお休みします。


一週間ほどで戻ってこれると思います。


これからは日本へ帰国しチーマー&薬の話になっていきます。


お楽しみに。

海外 AUS その11 薬と上達と死

北上し始めてからは波乗りと車のドライブと薬物の3つくらいしかやることが無くなっていった。
もう波を乗っている以外はずーとネタを吸ってキマッている時間ばかりだった。


タカが海に入るポイントはすべて上級者向けの場所で、負けず嫌いの私はメキメキ上達した。
海に入ると一言でいっても、波の乗るポイントまで自力で行かなくてはならないし、
行けたとしても上級者の中で波を自分のものにすることも、とても大変だった。


ネタを吸いながらイメージトレーニングをして音楽を聴いて、また翌日ポイントを探して波に乗る。本当にそんな日を1ッか月過ごしてやっと目的地のゴールドコーストに到着した。
その頃には上級者のところに躊躇なく入って波に乗れるほど成長していた。
そしてネタを一日に吸う量も増えていった。



先に北上した友人の家に泊めてもらい急いで住む場所を探した。
あっという間に家が見つかった。
波乗りで有名な場所だけあって家の住人はすべて波乗りの為にAUSに来た人たちばかりだった。



ある日海で知り合った友人の家のパーティーに招待された。
タカと2人で行くとそこはマンションで15階に友人の部屋はあった。


エレベーターで15階に降りた瞬間から爆音と笑い声が廊下に響き渡っていた。
案の定、招待された部屋はその部屋だった。
ノックしてドアを開けた瞬間からネタの臭いと騒がしい音が私を包んだ。
なかは人でごった返していた。
ゆうに40人はいたと思う。人の話し声と音楽とでまるでクラブにいるように大きな声で話さないと隣の人の声も聞こえないほどだった。
何人かのグループごとに立ち話をしてたり、バルコニーにたむろっていたり、座って輪になって話しているグループなんかもいた。
友人にお酒をもらい、ネタを吸っているグループに案内されてその輪に入れてもらった。
みんなで輪になって座りネタを回して吸っていた。
吸いながら世間話をしていた。


どれくらいたったころか部屋を誰かが大きな音でノックした。
一番そばにいた私がドアを開けた。
そこにいたのは警察のような服を着た人だった。
近所からの苦情で「音を静かにするように」との事だった。
すぐに爆音のオーディオを消してその人たちは帰って行った。


私たちもそろそろ帰ろうとタカが言った。
私は酔っぱらっているのか薬でぶっ飛んでいるのかわからない状態だった。
周りを見ると部屋の人数も半分になっていた。
それでもまだ騒いでいる人、ぶっ飛んで一人でいる人。みんな思い思いの時間を過ごしていた。
そして私はタカにつれられて帰ったんだ。


翌日の昼過ぎ、昨日行った友人から電話がきた。
私たちが帰ったあと、ベランダに一人でいたやつが飛んだ。
そう言ったんだ。いままで警察にいたと・・・・


私はびっくりしたが、衝撃はあまりなく「そっか~飛んだんだ~」くらいだった。
友人の死になれてしまっていたのか、人生なんてそんなもんだと思っていたのか、
薬のせいなのか、大した感情がわかなかったのを覚えている。