わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

中学 その7

2年も終わりに近づいてた。
相変わらず学校には行かず駅前のデパートで時間をつぶす日々だった。


このころには小松崎や仲間はデパートに来ないでどうやらアンパンを吸っているらしかった。(アンパンとはシンナーの事です)


昼までデパートで時間を潰しても誰も来ないので学校に行ってみた。
すごく久しぶりだった。教室にはいかず保健室へ直行した。
久し振りに健太に会おうと思った。
保健室に入る。保健の先生みちこちゃんがいた。
私「健太は?」
みちこ「学校やめたのよ」
私「中学生辞めれるわけないじゃん (笑)」
みちこ「もうこないのよ」
私「なんで?」
みちこ「健太くんが決めたことだから」
私「はぁ??」


みちこちゃんの言ってることが全く分からなかった。。。


健太もいないから帰ろうかと思って裏門に行くとなぜか大浦先輩が立っていた。


大浦「チョッと顔かして」
私「・・・・・」
学校の裏手の空き地に連れて行かれた
大浦「ヤキいれっから」
私「はぁ?」
大浦 殴ってくる。私 かわす。あ!!かわしちゃったよ。
大浦 「舐めてんのか??」3発顔にヒット
私「。。。。」口の中切れちゃった。。。
大浦 蹴ってくる。殴ってくる。。。
私・・・・・・・
大浦 「わかったな。お前を〆たってことだ」
私・・・・・・


そのまま帰った。
なんかやり返さないほうがいいような気がしたんだ。
実は私は少林寺拳法を5歳から習っていてその時はもう3段だった。
勝てたしやり返せたけれどそうしないほうがいい。となぜか思ったんだ。
人生つまんないと思っていたし刺激的だったからなのかな??


顔がめちゃめちゃ腫れてた。親に見つからない様するのが大変だった。


翌日も駅前で時間を潰してたら魚さんが来た。
久し振りだった。嬉しくって魚さんと話したくって私は興奮してた。
魚さんは相変わらず優しく、面白かった。
魚さんが私の顔の腫れに気が付いた。
私はなんとなく恥ずかしくて言えなかった。
魚さんはそれ以上聞いてこなかった。
その日は魚さんの家に遊びにいってそのまま泊まった。


もちろんなんになかったし、魚さんは夜中にどこかに遊びに出かけて朝まで帰って来なかった。けれど魚さんの布団で寝ることができてちょっぴり幸せだった。
唯一の理解者だと思っていたからゆっくり寝た気がした。
実際は3時間程度だったと思う。
朝、魚さんに起こされて「学校に行け」と言われた。
言い訳してずっと一緒にいたかったけれど、魚さんの顔をみたら言えずに従った。

中学 その6

ふかふかのシートの運転席にはさっき声をかけてくれた人が乗って、
隣には頭がツンツンしている前歯のない人が乗った。
隣にはさっきまでいなかった同級生の小松崎が乗ってきた。


小松崎が前の人たちと話しているのを聞いているとどうやら運転している人は魚さんという人、助手席はあきらさんという人だとわかった。
魚さん・あきらさんは名前は聞いたことあったのですぐに私の4つ上の先輩だとわかった。
魚さんは家が魚屋さんなのでみんなから魚さんと呼ばれていて喧嘩がとっても強いということだけ知っていた。
あきらさんは7人兄弟の3番目で上のお兄さんたちもヤンキーだということしか知らなかった。


いい匂いのふかふかのシートの車はとっても乗り心地が悪かった。
シャコタンと呼ばれる車でマンホールや道路の凹凸をよけて走るからグニャグニャ走っていてちっとも快適ではなかった。


30分くらい走ったのかな?大きな駐車場についた。
そこには爆音のバイク・カラフルな車がたくさんにて表にはウンコ座りしている人がたくさんいた。


どうやら集会らしい。


その名前は「アー〇ーキ○〇」
私たちの街だけではなくいろいろな町の人たちも来ているようだった。
車の窓から見ただけでも物凄い数の車と人だった


魚さんが「池山、車から絶対に降りるな。もし、誰かが来ても車から降りるなよ」
といい、あきらさん・小松崎と降りて行った。
一人残された車には次々といろんな人が窓越しに話しかけてくる。
「一人?降りてうちらといるといいよ」
「あれ?魚さんは??」
「こっちに来ておきな」
「ジュースでも一緒に買いに行こう」


本当に入れ替わりいろんな大人の男女が話しかけてきたけれど
私は頑なに「いきません。」「ここで待つように魚さんに言われてます」
を繰り返した。


しばらくするとニコニコ笑った魚さんが缶ジュースを持って帰ってきた。
私はなぜか「ホッと」した。
魚さんは窓越しに「ほい」とジュースをくれた。
「お前、よく出なかったな。出てたら俺責任取れなかったよ~」
とニヤニヤしていた。
私には意味がよくわからなかったけれど、私の行動は間違ってなかったんだと思った。


少ししたらまた車で移動して大きい公園についた。
そこからは歩いて公園の中に移動するらしく、魚さんの後ろにくっついて歩いていった。
小さな広場があってそこに顔の知ってる人たちが集まっていた。


何組かのグループに分かれていて一つは同級生や一つ下の子たちの輪があった。
誰かが「池山ジャン!」と言われ振り向くとそこには小松崎の仲間たちがいた。


魚さんが「ここにいな」といい暗闇に消えていった。
小松崎たちと立ち話していると下のほうに小さな人影があってよく見ると
そこには大浦先輩がいた。
ゲ・ゲ!!まじかと思ってたら大浦先輩はかわいらしく手を額のところに当てて「よ!!」って言ってきた。私は「こんばんは」と答えておいた。


そのとき奥の暗闇から物凄い罵声と人を殴る音が聞こえてきた。
私はこのことには触れないほうがいいなと思い、全く関係ない話を音が聞こえてないかのように周りの小松崎たちに一生懸命話した。


しばらくすると小松崎と仲間の数人が暗闇に消えていき、私のそばにはなぜか大浦先輩と一つ下の大スケってやつだけになった。
大浦「誰ときたの」
私「魚さんです」
大浦 「ふ~ん」
私 「・・・・・・」


話すこともやることもないからどうしようかと思っていたら
あきらさんがやってきて「送っていく」と言われた。
あきらさんはチョッと怖いし魚さんがいいと思って「魚さんは?」と聞いてみた。
あきらさん 「魚・魚 うるせーな。俺が送っていくっていてんだろ!!」
と、どなった。


私はヤバい!


と思ったけれどなぜかあきらさんと帰るのだけは避けなければ!どうしよう?と思っていたら小松崎がふらっときて「池山送ってくよ。」と言ってくれた。
私「あきらさん、小松崎が送ってくれるって言ってるのでお手を煩わせなくてもすみそうです。おやすみなさい」と言って小松崎の単車のほうへ走って行った。


内心ほっとした。


その日は小松崎に送ってもらい家に帰った。


次の日から毎朝家を決まった時間に出てそのまま学校と反対側にある駅前デパートで時間をつぶしてた。
そこに行けば大体小松崎の仲間の誰かがいるからだ


そして高瀬先輩の家や魚さんの車を洗ったりして時間が過ぎて行った。
そんな数日を過ごしたあと、そういえばあの時公園で殴られておいた人は誰だったんだろう?と思い魚さんに聞いてみた。


どうやら誰かと誰かが寝たとかやったとかそういうことのへの制裁だったと言われた。
魚さんが「池山、そこいら辺と寝るなよ。そんなくだらないことするな」と言った。


私は絶対に男友達・その友達とは寝ない、恋愛しないと誓った。


この魚さんの助言がのちのち私を大きく救うことになるとは思わなかった。



中学 その5

部活にもいかなくなって半年 3年生は卒業して今度は自分が2年生になった。


そのころには同級生の中にもヤンキーがちらほらしてきて暴走族に入ったりしている奴もいた。


私は先輩との一軒もあってかあまり女の子の友達はできず常に男と友達と一緒に行動していた。
中でも同じクラスのを筆頭に4人グループ花澤・小笠原・押切のイケメン?運動神経のいいやつらと好んで一緒にいた。
あとは他のクラスのヤンキーグループ 小松崎を筆頭の数人グループとも遊んだりご飯食べたりさぼったりしていた


ある日女の子のグループに呼び出された。15人くらいだったな
その中の一人がどうやら花澤が好きらしいだから一緒にいるなと言ってきた
私は花澤の事を好きと思ったこともないし、いいやつだとは思うが一緒にいるなと言われても楽しいから一緒にいたいと答えたら女子から「ひどい・気を遣えないのか?」と罵声を浴びせられた。
そこに帰りの遅い私を運悪く花澤が迎えに来た。
「おーい 池山帰るぞーー」「ってお前ら何してんの?」
私「いや、帰ろう」
花「こえ~」


その日を栄えに私は女子全員からガンシカトされることとなった


もちろん体育は男女別なので私は誰とも話すことなく保健室に入り浸った
保健室には不登校児の健太というやつがいた
健太は中学2年の時に他の中学からいじめで転校してきたがやはり学校になじめず教室にはいかず保健室に登校している奴だった。


始めはあんまり話さない健太だったけど週に何度も保健室にいる私にチョコチョコ話してくれるようになり、漫画やアニメについて色々教えてくれた


私は家でもあまりテレビなど見ない子だったのでアニメやゲームについて教えてくれるは非常に楽しかった。
しかも健太は頭が良く、私が思う社会への不満や屁理屈を笑いながらよく聞いてくれてた
そしていろいろ難しい事言ってた。
私にはよくわからなかったけれど色々な本を進めてくれたりした。
本が好きになったのは健太のおかげだったかもしれない。


2年の終わりくらいからだんだん学校に行かなくなった。
きっかけはなんだかめんどくさくなったからって言うのが一番かもしれない


3年になった小島や赤石とかとも相変わらず小競り合いが続いてたし
1年に怖いって言われて何にもしてないのにって思ったり


そんな時 たまたま3年の教室のある廊下を歩いていたら小島が
「池山~~どこ歩いてんだ~こらぁ~」って言ってきた
「ここじゃ~こらぁ」って返したら走って小島軍団15人くらいが一斉に追っかけてきやがった。
やばいと思ってそのまま学校から逃げた。
そこに昔の3年 卒業した高瀬先輩が単車で遊びに来ていた。同級生の小松崎と話していたみたいだった。
私が3年に小島が追っかけてくるって言うと高瀬先輩が「乗れ!」といった
チョッと迷ったけれど今のままよりはずっといいいと思ってそのまま飛び乗った。


そのまま先輩の家に行ってマンガ読んだりしているうちにぞろぞろといろんな人が集まってきた。知っている顔の人はほとんどいなかった。
みんなまるで私がそこにいないかのようにダベッて笑って、よくわからない話をしていた。私は部屋の隅で体育座りをしたまま2回目のジャンプ読んでいた。


そこにまた一人、人が入ってきたもうすでに部屋の中には6人ぐらいいて小さな高瀬先輩の部屋はベットの上も床も人で溢れていた。


その人は入口に立ったまんま「よっ!!」とみんなにあいさつして私のほうを向いて「お前が池山か?」と聞いた。
私は「はい。こんばんわ」と頭をぺこりと下げた。
彼は「おう!」と言った。


「じゃぁ行こうか」と誰かが言い、次々とみんなが表に行きだしたので私もなんとなく表に出た。
高瀬先輩が「池山はこの車に乗って」と白いクレスタを指差した。
後ろに乗り込んだらそこはとてもいい匂いのするふかふかのシートだった。