わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

短大 その9 サーフィン・友介・拓郎

この頃街はロン毛にダぼパン チーマーが出てきていた。
そしてこぞってみんなサーフィンをしていた。
私もその流れでボディーボードを始めた。
男はサーフィン女はボディーボードが海にあふれていた。


クラブもサファーナイトといったイベントが多くなっていた。
私はまたクラブに頻繁に行くようになっていた。
有名なDJの人と仲良くなってその人のイベントに呼ばれて踊るようになっていた。
女の子たちはテーブルの上に乗ってはしゃいで踊っている。
私もその中の一人だった。
モデルのはしくれようなことをすることも多くなった。
雑誌もサファー向けの雑誌が多く掲載され、夜の服装、休日の海に行く服装といった感じのコーナーがありそこによく登場させてもらった。
知り合いもどんどんサーファーが増え、海に行けば誰か知り合いがいるような生活になっていた。


友介とは少しづつ距離を取っていった。
ある日友介から連絡が来た。
私は別れたいことを告げた。
友介は泣いていた。
その日の夕方 実家の前に車が止まった。
宣伝カーのような大きな車だった。その車はある派閥の車だった。
大きな音でずーと音楽や宣伝を流した。
私は友介の仕業だと思った。
案の定友介から連絡が入った。
「別れるならお前のすべてを破壊する」と言われた。
私は怖くなった。この人から逃げるのは無理なのか?と思った。


成人式があった。
私は行くつもりも何かするつもりもなくクラブのイベントの事に参加する予定だった。
その日久しぶりに拓郎から連絡が来た。
拓郎も成人式に行かないから一緒に遊ぼうと言われた。
私は夜のイベントまでならという条件で拓郎と会った。
拓郎は少し変わっていた。相変わらずロックな出で立ちだったが話すことは薬ではなく海外の事だった。
ワーキングホリデーという制度でオーストラリアに行くことを告げられた。
私は友介から逃げたいことを言いたかったが言わずにいた。