わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

短大 その5 頭痛とバイト仲間

車に連れ戻され、家に帰りながら友介は相変わらず怒っていた。
私は頭が痛いのと吐き気がしてきてのでボーとなって座っていた。


友介は一通り自分がいかに正しいのかということを並べ立てた。
私は黙って聞いていた。
しばらくすると少しづつ落ち着きどんどんといつも通り優しくなっていった。
気分の悪い私のためにシートを倒してくれたり、ひざ掛けをかけて、お茶を買ってきたりした。
そして最後は泣いて謝り、私がどんだけ必要かを訴えた。


その日はそのまま自宅へ帰った。
友介は自分の家に連れて行きたそうだったが、私は友介が泣いて謝っているときに今日は自宅へ帰ることを納得させていたので自宅へ帰れた。


翌日から試験が始まり友介とは会わない日々が続いた。
これも泣いて謝っているときに私は学校を卒業したい。と訴え納得してもらっていた。
このころになると友介をうまくコントロールできているような気がしていた。


卒業が決まり後は学校には行っても行かなくもいいような日々になった。
友介には出席日数の事などで学校に行かなくてはいけない。
バイト先も迷惑をかけていたのでちゃんと出社しないと。などと嘘をついていた。




バイト仲間と遊ぶことが増えた。
主に合コンという飲み会が多かった。
その中でも衝撃的な日を今でも鮮明に覚えている。


バイト仲間が行っている体育系学部にはいろいろな部があったが
中でもその頃はサッカーがとても人気だった。
テレビでもたくさんプロの試合をやっていたからだ。
その部にはすでにプロ入りが決まっている人たちがいた。
テレビでも紹介される有名人だった。
その人たちを入れた合コンがあった。
私は短大の友人たちに声をかけた。
10人ほど集まった。
そして初めはどこかの居酒屋で私たちのグループ以外の大学の女の子たちもいて
総勢100人くらいの大きな合コンだった。
やはり人気はプロ入りする人たちで周りには女の子があふれていた。


私は正直サッカーには興味がなく、私の友人やその周りの人と楽しくお酒を飲んでいた。
彼らは合コンをたくさんやっているらしく出し物だったりダンスだったりと、とてもその会は盛り上がった。


そろそろお開きとなったとき何人かが「このまま俺らの寮に行こうと言い出した」
私は友人達に行くか聞き、友人何人かと知らない女の子何人かが集まった。
女の子は全部で15人くらいだったと思う。


そしてタクシーでその寮とやらへ向かった。
寮といっても古びた3階建のアパートのようなものでその建物全部がほぼサッカー部員が住んでいるというものだった。


私は1階の真ん中あたりの部屋に入った。中には女の子7人くらいとサッカー部員10人くらいが入った。
他の子たちも別の部屋にまとまっていると聞かされた。
そこで飲み会が始まり気が付くと私の友人がいなかった。
部屋の中には女の子が私を入れて3人くらい。
男の人も同じくらいに減っていた。


私は友人の居場所を聞いた。
2階の206号に行ったと言われた。
もう一人は307か308だと思うと・・・
私は靴を履きそこへ向かおうとする。と部屋の主が
「行かないほうがいいんじゃない?奴らは楽しんでるはずだから」
と言った。
・・・・・・・
なんか嫌な感じがした。