わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

短大 その4 暴力と失神

友介は自分に不都合なことが起こるとよく暴れた。
私は部屋の隅に移動して収まるのをジーと待った。
友介は一通り暴れるとシュンとしてすごく甘えて来た。
私がいないとダメなんだ。と何度も繰り返した。
私もそう思っていた。


短大も卒業に近づき卒論やらで私はとても忙しくなった。
友介の家にもあまり行けなくなっていた。
そんなある日、友介と深夜のドライブに出かけた。
私と会えないこと、私が忙しくしていることへの不満が溜まっているようだった。
私はほとんど寝ないで卒論と学校・バイトとしていたのでその不満を聞くのが嫌になって
「仕事でもしたら??もう少し疲れたよ」と言った。
友介は車の中で大声で怒鳴りだした。
私は危ないので近くのコンビニに止めようと言った。
ドライブで出かけた先が田舎のほうだったのでコンビニにつくまで15分くらいハンドルをバシバシ叩きながら怒鳴っていた。
やっとコンビニついた。私はジュースを買いに行った。
レジを済ませて友介の車に戻ろうと思ったがなんだか嫌になってそのままコンビニの裏の道へ歩いた。
幸いお金はもっていたしどこかの駅まで行けば始発で家まで帰れるだろうと思った。
しかしその道は遠くに大通りが見える暗い一本道になっていた。
ココを歩いたら友介にすぐ見つかる!!と思い脇の田んぼのあぜ道に入った。
ココなら車は来られない。そう思った。
しばらく歩いていると前から人影が現れた。
友介だった。私は急いで逆を向き走った。
あぜ道でよく地面が見えない。そして私はヒールだっため アッという間につかまった。
腕をつかまれ振りほどこうとすると後頭部に衝撃が走った。


気が付くと友介が私を引きづりながらあぜ道を歩いていた。
髪の毛と首あたりの服をつかまれていて私からは友介の後姿が見えた。
「気が付いたか??」友介が聞いた。
後頭部が熱くガンガンした。
「自分で歩け」と友介に言われもう一度後ろに逃げようと振り向いた。
「次はただじゃ済まさない」と言われた。
黙って車に戻るしかなかった。