わたしに何が起こったか!!

暴走族・チーマー・友人の自殺・薬・DV・海外 
若いころに私起こったすべてを書こうと思いました。

中学 卒業 

あきらさんが飛んでしまった後の私は荒れていた。
かまわず喧嘩ばかりしていた。
隣の中学の学区に行っては誰かと喧嘩していた。
たいまん張ったり凹られたり、とにかく誰に対しても何に対しても攻撃的だった。
仲良くなった人たちもいたけれどツルムのがひどく嫌だった。
楽しく過ごすことが嫌で嫌で仕方なかった。
体が傷ついていることで安心した。
どこか怪我をしていないときはコンパスで自分の腕を刺していた。



3年の終わりに近づいてきた。今日は進路相談の日だ。


それは3年生の10月ごろで担任が母親に
出席日数が2日しかないので行ける高校が限られています。
場所は公立なら「農業科のあるここ か 女子高のここ」
私立ならば「スポーツの強いここ か 専門学校で高校の資格の取れるここ」
くらいしかいけません。
これから毎日学校に来てもらってもいけるかどうか
と言われた。


母はキョトンとして学校に行っていなかったのか?
毎日家を出てたじゃないか?何していたんだ?と問い詰めてきた。


私は一言「遊んでいた」と答えた。


先生と親が話し合った結果スポーツの強い学校に行くことになった。
そのためには毎日学校に行くことを約束させられた。
私は嫌だったけれど毎日学校に行った。
早くこの環境から逃げ出したかった。


受験の日
テストはマークシートと面接だった。
さして難しく感じなかった。面接も何部に入りたいか、どんなことがしたいかだけ聞かれた。
受験日に話しかけきた女の子がいた。
綾といった。私の街とは車で40分も離れている中学校の子だった。
ヤンキーだった。綾も男友達ばかりの子だった。
しゃべっていてもサバサバしてとっても楽しかった。
綾と待ち合わせして一緒に合格発表を見に行った。
私は綾と一緒に合格してたらきっと楽しい高校生活になるだろうと思った。


綾は受かっていなかった。残念だった。
あんな簡単な問題だったのになぜ?と思った。


そして気が付いたら卒業式だった。


やっとこの世界から抜け出せると思った